デザインのチェックを先輩方にしていただくときに、よくご指摘をいただくのは文字詰め（カーニング）についてです。
文字詰めは隣り合った文字同士の間隔を調整して、より読みやすい文字列にする技法です。

私はデザインについて学ぶまではまったく意識をしたことがなかったのですが、大学でデザインを学んでから少しずつ身の回りの文字詰めに目を向けるようになりました。学生時代、友人とカラオケに行ったときに画面に表示される歌詞の文字詰めが気になり出したこともありました。
意識しないと見えないところまでこだわることが、デザインのクオリティーを上げるのだと思います。

漢字やひらがな、カタカナ、英語、数字、記号などが混ざった文章は特に難しくて、まだ感覚をつかめていないところもありますが、先輩方にアドバイスをいただきながら、今後もより美しい文字詰めを目指して精進します！

Text & Illustration : あふれるstaff わかニャン