先日開催された「MIYAZAKI FOOD AWARD 2025」の最終審査会に参加してきました。

はじめに、15の事業者の方々のプレゼンテーションを拝聴しました。開発された商品にかける熱い思いや完成までの試行錯誤、今後の展開など普段商品を手にする際には聞けないような深い部分までお聞きすることができ、とても貴重な経験になりました。
また、審査員の方々の質疑応答ではマーケティングの観点から見たパッケージのあり方などとても勉強になるご意見をお聞きすることができました。

次に、試食交流会で審査に進んでいる商品を試食させていただいたり、事業者さまとお話をする時間がありました。ある事業者さまから、「可愛いパッケージが好きで商品を購入しています」というご意見を女性のお客様からいただくことがよくあり、デザインの力ってすごい！と日々実感しているというお話をお聞きし、パッケージデザインの魅力を改めて実感しました。

そして迎えた審査発表。なんと商品のデザインに携わらせていただいた事業者さまが見事最優秀賞を受賞されました！今まで、出品する商品にかける思いをお聞きしたり、大忙しで商品制作に取り組まれている様子を存じていたので、大切に作られた商品の魅力が伝わり私もとても嬉しく思いました。

今回の経験を通して、私たちが普段色々な商品を手にするまでに多くの人の手や思いがあるということを改めて実感したとともに、そんな商品の魅力やこだわり、ストーリーを売り場に立って説明する人の代わりにお客さんに伝えられるような、「売るためのデザイン」についてもっと勉強していきたいと思いました。

Text & Illustration : あふれるstaff わかニャン